1) 「大変なことになる」
昨日は、富山に向けて朝5時20分に自宅を出るときに、アルゼンチンのIOC総会の様子をテレビで見て、 こう叫んでしまいました。2020年オリンピック開催地がの東京決定に決定です。
「8月のメッセージ」で、予告したとおりの結果になりました。
講演会場の富山までは自宅のある中野市からクルマでいけば、高速道をつかって2時間で行けるのですが、この日はクルマが使えず、列車でした。この接続がうまくいかず、未明から起きてたのです。妻に長野電鉄線の信州中野まで送ってもらい、長野まで出て、そのあと、JRの信越線・北陸本線の在来線を乗り継ぎました。
信越線から見る沿線の景色は、とても美しいものでした。そうして、これからどうなるのか、考えました。
8日の富山の会場は、満員でした。
私は、この三次元世界で起きてしまったことには、なんであれ、必ず、重要な意味があると考えます。
もし、東京になった場合と、ならなかった場合と、どんな違いが出るのか? 各駅停車の列車の中で考えました。 植田信さんが指摘しているように、東京になったことで、世界中の耳目が、今後7年間は、ますます日本に集まります。
今回のプレゼン映像で紹介されたような、美しい日本の姿を探す人が多いでしょう。そして、それと同時に、放射能の汚染と、被曝の実情も取材するひとも当然、多いでしょう。
前者の観点では、規定のタイムスケジュールに従って、豊富な資金に裏付けられた見事な作業工程の進捗を確認するでしょう。日本の新幹線が無事故で、予定時刻どおりに正確に運行されるように。
では、後者の観点はどうか。何をどう取材しようとも、世界に向けた報道に対しては、日本政府は、これまでの2年半以上に、厳しい隠蔽工作を始めることでしょう。
しかし、現実は、どんどん、個々の生命体が傷つけられます。弱いものから、どんどん疾病が起き、その症状は重篤になり、亡くなる方も出てくるでしょう。
それでも、今の日本政府、オリピック関係者、そして、原発マフィアは、それが放射能が原因だとは、言わないでしょう。厚生省も、文部科学省も。
当然、各省庁の決定に従う、医者や教師には、いままで以上に苦悩が広がります。ここでは、人間として、個人が、どういう判断をするか悩み、自分に言いきかせ、その中で、各個人の精神が大いに鍛えられます。
一方、こうした事態を、戦争屋を押さえ込んでいくアメリカや王族会議の人間は、どう見るでしょう。
フクシマ第一を、地震と核爆発で壊した下手人とその司令をした人間は、自分の正体がわからないように逃げ回ります。彼らの存在がどこまで明らかになり、どう裁かれるのかはまだわかりません(スノーデンなどの「ディクスクージャー」どこまで及ぶのか、今は、断言できない)が、すくなくとも、世界最大最強の軍事国家アメリカの内部で、国家意思の出方が変わります。
日本の再生に向けて、大いに支援を向けるでしょう。それは、東南アジア・華僑を指揮する李氏や王族会議も同じ思いになるでしょう。
私の危惧は、カネまみれ、病気まみれ、隠蔽まみれの日本で、本当に日本の再生ができるかどうかです。
そして、そうした事態を、強引に終わらせるような「意思」が、出てきかねないということです。どれが、どんな形で、現実に発動されるのか、今は、触れません。
FEMAやNASAは、「天皇の金塊」をもとにした地球の管理者たちの資金で、運営されてきたのです。彼らには、とんでもない、技術が集積されているのです。
2) フクシマは、世界人類の問題。そして、世界は一つになっていく。
フクシマ原発のサイトの放射能の封じ込めや、汚染水や核廃棄物の処理など、現実に本格的な最終解決を進めるには、東電はおろか、日本政府でも無理です。アメリカだけでも無理ではないか。私は、フクイチ全体を囲う巨大な土木事業や、汚染水の巨大タンカーへの積み込みと深海へ沈潜など、人類が体験したことのない規模でのプロジェクトとなり、全人類の曇りのない英知と 犠牲をいとわない使命感をもった数百万の人員が、必要になるとおもえるからです。
これは、地球上の全原発の核廃棄物と、放射能処理も 一体として考えているものですが。
それに対し、今の、このお目出度いオリンピック開催地決定騒ぎは、世界の目を引き寄せながら、日本では、深刻な病気が進行するだけという状況を、世界人類に教え続けることになります。
そして、あるとき、もう、一致団結して、対処しなければならない、と、覚悟するときがくるのではないか。それは、オリンピックが開催される以前のこととなるはずです。
どうも、「月の人」たちは、そうやって、人類を一つにするためのシナリオを準備したのではないか。
私は、自分の過去を思い起こしていました。
まだ、宇治に住んでいた2005年に(ちょうど、「皇室典範改正」騒ぎが一段落した頃)、『うちの先祖が日本の天皇家をつくった」という「奥の院」関係の長老と実際に会った際、「君は何をしたいのか」 と真顔で聞かれました。
「この日本列島に、いかにして天皇が誕生したのか、世界全体の中できちんと調べたい」 と答えると、
「そんなことしたら、日本の神社界が壊れてしまうぞ」 と凄まれました。 しかし、すぐに、こういいました。
「はい、そのとおりです。しかし、世界中から日本列島に来た人間が、ここで一つになり、日本人になったという事実を明確にできれば、それは、現在の私たち日本人が、この地球を一つにできる、経験も、資格も、能力もあることを証明することになるではないですか?」
長老は、しばし黙って(たぶん15秒くらい)、「・・・美濃へ行け」 と言われ、
その一年後、自分のそれなりの成果を示すと、
「まだ、縄文からの連続性がはっきりしていないじゃないか」 といわれたので、さらに研究します。
そして、その方との最後の面会となったのは、日本の益川・小林・南部がノーベル賞を受賞した2008年の秋で、
私が纏めた資料に対し、 「これを、もらってもいいか?」 といわれたのが最後でした。
それからもう、5年になります。私は、両親のこともあって、住まいを宇治から郷里の中野に移しました。
今回、東京オリンピックが決まったと知り、これからどうなるのかを、富山に向う各駅停車の列車で考えている時、いろいろあって、複雑で、つらくてしょうがありませんでした。
間違いなく言えるのは、オリンピック開催で、意欲モリモリの人間ももちろん増えますが、個々人の心や体は、そうとうな負荷・緊張・毀損・痛みが出ることです。
自分にできることは何か? この北信濃と上越の県境地域で。
ほんとうに、だれかれと分け隔てなく、真に、心もカラダも、そして、魂すらも、安らぎ回復できる、物理的空間・生命環境・人間関係 を提供することを、このエリアでできないか。
列車が直江津に着いたとき乗りえ換えでした。このとき、駅構内で売っていた駅弁「鱈すし」に目が行きました。なんでも昨年の駅弁コンテストでは金賞をとったと包みに書いてあります。
どれどれ、味を確認してみるか、と買って食べたところ、 これが、本当に、美味しいの。
いろいろ考えて、悩み、疲れきったところだっただけに、「生きていて良かった」と感じるほどでした。
生きている今を、喜ぶ。
人それぞれに、目標や 主義もあるでしょう。
少し前に紹介した、中国のテレビドラマにあったセリフ、「人には、それぞれの志があるものです」。
でも、生きている今の喜びをか感じているときには、一つになれます。
それは、美味しい食であり、健康を取り戻すときの気持ちよさ・爽快感です。
今後、何が、おきるか分かりません。
それゆえに私は、日本全体でももっとも長寿で、しかも医療費のかからない私の故郷に、そのひとが、どんなひとであれ、なにかしらに痛みをかかえているひとを、優しく受け止める空間を広げるようにしたい。
「信越自然郷」は、まさに、そのためにあるな。
しかも、ここは、縄文のヌナカワ姫の奥座敷。純粋なイノチのヒビキが、充満していたところ。不比等が古事記・日本書紀の神話編を作り出すときには、アマテラスの荒御魂として、皇祖神にもくみこまれたもの。
これを、世界中に、知ってもらうには、最高の機会になるかもしれない。
そう考えて富山に到着。そして富山で、富山市の公共上水道の水がモンドセレクションで金賞まで受賞していると知りました。水源は、立山のしかも西側の水。放射能の汚染は、極めて少ないはず。
講演会で、富山の持つ大切さを、指摘したのは、言うまでもありません。
今日は、これから、皇祖皇大神宮にむかったあと、 午後、サンクゼールで、サリバン氏と落ち合います。