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Channel: 新井信介 「京の風」バックナンバー
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このことぐらいわかってるやろ日本の大人。(東京都職員との会話から)

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 http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/f3e08510c9e059aeda7e56460b8003d9  から。

フェイスブックに、「2020東京五輪を返上しよう!」というものがあるようです。

そこに加わった人間が、ブログに紹介していました。以下、転載します。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私はこの国の中に、2020東京五輪返上の機運があってこそ、多少はマトモな社会である、と思料します。
平時ならともかくも、今なおこの国は、法律で定められた「原子力緊急事態」宣言が、はっきりと継続中なのです。
放射能汚染の収拾がつかない状態だから、解除が出来ないのです。
そんな事態で、オリンピック準備に公金を傾けて、国民本位としての政府の仕事の優先順位を蔑ろにしていることが、
いかに説明のつかない、千歩譲って説明不足極まりない、デタラメな政治運営なのかを、皆さんと、もっともっとキチンと考えていきたい。

被災復興よりもオリンピックを優先しているのは、その配分税額が、桁違いに多いことで明白です。
被災者ひとりひとりに、いったい、どれほどの税金が廻されたというのでしょうか。

「決まったからには、成功させるのだ、、云々」という考え方、それはいとも簡単に、問題の核心部分を正視できなくさせてしまう作法です。
誘致が決まってしまったのなら、次は、開催返上の機運をつくろうとする、それを、我々の営為としとうございます。

少数の犠牲者を脇にやったままで、多数の利益に邁進するような巨大な経済行為に、公的セクターが支援する、
そのような活動が、目下の事態にはまったくそぐわない、と私は申しています。
そのような決定を、政権の施政者に預託した覚えは、どこにもありません。
税という公金は、五輪関係に、ビタ一文たりとも使うべきではない。
私企業集団が何をやろうが勝手ではあるとしても、公金はいまや、その使途の優先順位が、明白にあるのです。

この国の仕組みは、公私の区別にまるで節操がない。
そこが、問題の最たるところではあります。
ものごとを、公明に、整斉と考えながら進みたい、そう思っております。

9月15日の投稿より

さきほど、東京都のオリンピックを推進してきた部署に、電話をしました。
猪瀬、竹田、安倍の言っている、東京の汚染はないし、これからも大丈夫だ、という発言について、
本当に汚染は無いのでしょうか?という質問をしました。

回答
「東京には汚染はありませんよ」

私が、
「え??????????あなた今なんていいましたか???」

回答
「ですから、東京には汚染がありませんということです」

私が、
「わかりました、では、これから私がいう事をちゃんと聞いていてください。
まず東京都の江戸川区の河川敷の空間線量を測った”公式”のデータがあります。

(下記のリンク参照下さい。)
http://www.city.edogawa.tokyo.jp/edg/kasenjiki_sokutei/index.html

そこには、最大空間線量で、0.30μSV/h出ているような場所もあります。
そして、平均値では、除染をする水準の、平均で0.23μSv/hの場所もあります。
江戸川区は、東京都ではなかったでしたっけ?」

回答
「そうです。東京都です」

私が、
「では、これを踏まえて、東京に汚染が無いと言えるのでしょうか?」

次の回答が驚愕です。

回答
「そういうデータがあるのだと思いますが、知事や首相が言っている事が正しいと思います」

私が、
「あなた、現実をみる気がありますでしょうか?
幻想の中で、物事論じるのは止めましょう。
事実は認めるが、汚染が無いというのは矛盾してませんかね?」

回答
「ですから、データはそうだと思いますが、汚染は無いです」

私が、
「では、環境放射線データベースという、”文部科学省”が監修した公式データによれば、
福島の事故前の2000年代の土壌は出ていても、たしか一キロ数十ベクレルだったはずです。
しかし、あなた方東京都が出しているデータの、東京都の土のデータは、一キロ300ベクレル位では無かったでしょうか?
これで汚染が無いと、どう言いきれるんですか?
都内では震災以降、ホットスポットでは、一キロ数万ベクレルでているわけですよ。
それに、水元公園が、あまりに線量が高いという事で、除染をやりましたよね?
ニュース沙汰にもなっているんですよ。
これはすべて真実ですよ。
では聞きますが、東京の汚染はありますか?有りませんか?」

下記のデータ参照。
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/servlet/search.JudgeRowCount;jsessionid=de301aad87c78919cf1e57327594660db2e5?pageSID=214035503_de301aad87c78919cf1e57327594660db2e5

回答
「事実はそうだと思いますが、知事が言っている事が正しいと思います」

私が、
「完全に言っている事が矛盾してますが、大丈夫でしょうか?
東京都の見解は分かりました。
放射能汚染という現実すらみえない、という事なんですね。
そして、知事、首相が正しいというわけですね。
理解しました。
ただ、提案としては、先ほど言った現実に向き合って、東京に汚染があることを周知させてもらえればとおもいます」

と、いう事でした。
私は、ここまで言うかと思いました。
ちなみに、IAEAや東電ですら、汚染水問題は起きているという事に対しても、首相が正しいと見解してました。

結論として、わたしが言っているデータは事実だが、汚染は無い!と言い切りました。
子供並みの嘘をつかれて、わたしは今日、唖然としていました。

↑以上、転載おわり


東京は、なにがなんでも汚染はない!ないったらない!
完全で安全で完ぺきな、世界のどこよりもオリンピックにふさわしい都市である!

なんでこんなことになるのか。
なんでこんなことをさせてるのか。
なんでこんなことをやめささへんのか。

わたしにはもう、ほんまにチンプンカンプンなのである。
チンプンカンプンではあるけれど、日本はいま、ひじょーに間違った方向に進もうとしてることぐらいはわかる。

今の日本には、公金はいまや、その使途の優先順位が明白にある

このことぐらいわかってるやろ日本の大人。
たのむでほんまに。

 


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