強引に政権を奪取した自民党。大喜びの地方の「土建屋」さんたち。
災害対策を中心に、国土強靭化計画はいいけど、それ以外に、国土交通省は予算をつける項目がないという。
おいおいおい、今後、毎年、10兆円以上の公共投資をするとか言っているのに、コンクリートのダムや防波堤以外に、何の知恵もないんかい。
アルジェリアで殺された日輝のエンジニアには、大粒の涙は流しても、放射能で、カラダが蝕まれ、未来を悲観する少女たちがいることに、なんとも感じないのか?
自民党と原発マフィアは、自らの誤りを認めず、規制(利権、既得権)を固定したまま、強引にカネを日銀から引き出そうとする。
「地方は、公共事業しかない」と、堂々と言ってのける、無教養、無感性の国会議員。
アホの極致。 それでいて、官民ファンドを作って、民間の資金を引き出すって?
エネルギー、農業、医療など、ぜぇ~ん部、これまでどおりの規制で固めたまんまで、さらに適当に理由付けして、いろんなハコモノを地方に、たくさぁ~ん造りたいってぇ~。
自民党の皆さん、 そして、土建屋の皆さん。
確かに、民主党は、労働争議の次元で国家を考える、とんでもない政党でした。
しかし、日本民族の保守本流を言うのなら、皆さんは、本当に、日本人としての感動、そして、世界的に、普遍的な、魂を揺さぶる芸術、とくに、その真髄を、きちんと味わい、学んでください。(美味しいものを食べたことのない人間は、絶対に、美味しいものをつくれないという、普遍の真理がありますから)
本当の暮らしやすさや、美しさ とは、何んであるか、真剣に考えたことがありますか? (もちろん、そんな素敵な快適さや美的生活を、きちんと味わったことはないですよね。 そうであったら、戦後の日本を、こんな馬鹿な風土の国家にしなかったはずです)
災害から国民を護る為の、国土の強靭化は、一見、正しそうですが、これは、これまでの機能を守るためですね。 私たちは、法隆寺の五重塔や、宮島の厳島神社といった、自然の猛威を拒否するのではなく、受け流す、知恵を生かすことが重要です。 こうした、発想がないと、国土は、ますます醜悪になって行きます。
日本全土で進めるべきは、 国土の芸術化です。
日本の国土すべてを、世界遺産の街であるように、美しく快適にすることです。
快適さには、 静快適 と 動快適 があります。
地方の活性化には、人の少なくなった商店街などを、そのまま、安全で快適な、自由空間に出来ますよ。
(荷物搬入用の乗り物以外)クルマの乗り入れを禁止し、すべて芝生で覆い、 空いている店舗や住居を、託児所と託老所にする。徘徊癖のあるお年寄りには、どこにいっても分かるようにGPSもつけるし、そのエリアないでは、完全にバリアーフリーにする。
その場所に、光、音、水、緑、が、 四季の移ろいとともに、巧みに、文化の感動とともに演出される。
電柱の埋設、ランプ(ガス灯や石灯籠)、地中熱ヒートポンプ、道路と水路(水道橋)の融合、噴水、影絵にステンドグラス、春夏秋冬の太陽光や、星のめぐりを生かした、数々の配置と仕掛け。
案内板 に、 WiFi での各種ガイダンス。 地元の高校生大学生、同好会が、世界中に動画発信。
さらに、医療と介護については、地域を越えて受けられるネットワークの構築。
地域密着で、エネルギーとゴミ処理をする小規模循環型の自律社会。
エリア内での奉仕労働には、対価としての各種サービスの設定など、とにかく、やることはたくさんある。
そんな知恵は、いつも、イノチをみつめ、その人の心を純粋に感じていれば、どんどん湧いてくる。
ウソと司法の暴力で固まった原発マフィアの存続を容認している限り、こうした知恵は出てこないでしょう。
まず先に、カネありき。 これだけなのでしょう。
うそを言っても、騙しても、相手がこまっていても、権力を握り、自分のところに、国家のカネを流し込む。
こんなことしか考えていない人間は、とてもではないが、 自分の国の成り立ちまで、きちんと考えたこともないでしょう。 乱暴なんだから。 いいかげんなんだから。 札束でほっぺたをひっぱたけば、なんでも実現できると思っているのだから。
しかし、そんな姿勢では、とてもではないですが、ワールドクラスの本当の芸術空間は生まれないのです。 そんな人間にできるのは、政治力を使ったプロバガンダだけなのです。中国共産党の三文芝居を笑えません。
誰かがメディアで有名になったものを、広告代理店の言われるままに持ってきて、国民をカモにすることは出来ても、本当に感動する街なんて、できやしない。 時間と空間を終えて、魂が響き合うエリアができるはずはない。
もし、それを感じ取っているならば、まず、福島の子供を疎開させるし、 まず、セーフティーゾーンを造る。
これには、莫大な資金がかかります。相等多くが、国土交通省の管轄ですよ。
だいたい、保守を自認する皆さん、あなたたちは、 日本に、
YAMATO と呼ばれる地籍が、三箇所あることを知っていますか?
(答えは、山門(福岡柳川)、 大和(奈良)、そして、倭(信濃))
ヤマトネコ(倭根子、日本根子)の意味を、ご存知ですか?
中国大陸で始皇帝が通貨を統一してからあと、900年間も、私たちの先祖は、マネーなしで、この日本列島で交易し、どんどん文化を蓄積していったのですよ。
生存が確保されると、適当な便利さを徹底的に安く手に入れますが、そこから後は、自分にとっての、ホンモノの感動にしか、今は、民間のマネーは流れてこないのです。
いや、自分の生きてきた(あるいは、生きている)真の意味が、そこにあると、感じるならば、自らの生存すら投げ捨ててでも、その感動のために、人間は、命も時間も、もちろん、マネーも、つぎ込むのです。
イノチの尊厳とは、自分が何のために、生きているのか、生きてきたのか、それを実感させること。
「地方には、公共事業(土建)しかないんです」 という、その割り切り。
こんなに悲しいことはない。 ビジョンを指し示す政治家が言うべき言葉じゃない。
そんなことだから、高速道路や新幹線を造れば造るほど、地方から人が いなくなったのです。
今、考えるべきは、<< 地方に人を呼べる公共事業とは何か? >> ということでもあるのです。
その土地に、どれだけのイノチが息づいてきたのか? どれだけの人間の思いがあったのか?
こうしたものに、全く、無反応、無感覚、無感動な人間性ばかりが、今回のインチキ選挙で、とんでもない政権をつくったのです。 以前書いた事ですが、繰り返します。
関東・東北の放射能被害の真実、危険性をきちんと、公開すること。そして、原子力は、実験施設だけにとどめること。 こうすれば、日本人は真実に向き合い、そこに、多くの民間重要が生まれます。
虚偽があるうちは、どんなものでも、アダ花にしかすぎません。いくら、芳香剤や厚化粧でも、ごまかせない。