http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/0b459fce3006f59b12ea0368bfc27095
広島在住の方が、保安院に電話しました。
以下、転載します。
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<保安院の信じられない言葉>
「日本が終わるということは,国民に説明する必要がない」
- 保安院の信じられない言葉 (広島在住)
- 2011-04-27 15:22:29
保安院に直接電話で質問された方が書いておられた情報を、
まっさきにお知らせしなくてはと思い、このページを開きました。
大事なことだと思いますので、念のためここに記しておきます。
以下、要点のみ転載します。
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http://xmgsw65666.blog34.fc2.com/blog-entry-514.html (リンク切れ)
もう原発は安全になったのかと思い,保安院に電話をして尋ねました。
以下保安院の回答。
・福島第一原発原発は,工程表のとおり,現在,冷温停止を目指している。
・それができると信じている。
・しかし,原発が低温停止できるという保証はない。
・もし冷温停止ができなかった場合には,日本は終わり。
・日本が終わるということは,国民に説明する必要がない。
・その理由は,冷温停止できると信じているから。
・以上が保安院の公式見解である。
質問を詰めていったら,電話をガシャンと切られてしまいました。
この内容は録音をしています。
ネットで公開することについても許可を得ました。(転載終わり)
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原発に関しても、殊更に明るく捉えようとされる方もおられ、
そういう生き方を否定はしませんが、情報が隠されている今、
現実をよく見つめるべきだと思います。
「日本が終わるということは,国民に説明する必要がない。」とは何事ですか。
あなた達は公僕であることをお忘れのようですね。
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この場合の、日本 には、二つの意味があります、今の日本列島そのものの生物学的な生存環境と日本の統治体制のことです。日本列島そのものが、100%生物学的に、人間が住めなくなるわけではありません。ただ、放射能に耐性をもつ、強靭な体質な人間のみが生き残れる環境になります。
今、どう手を打つかによって、ここで求められる強靭さが、異なってきます。当然、この生物学的な冷厳な事実の前に、私たちが、どう、人間として社会制度を、整えるか、作り直すか、そのやり方によって、被害の程度が違ってくるのです。
今の社会制度のままで、まともな手を打てるのかどうか、です。 まず、この人類史的な悲劇の前に、自分たちの制度を、根底から組みなおしてことに当たるのは、当然なことなのです。しかし、それを、原発マフィアは嫌がります。そして、国民をだまします。それに対し、元首相の二人が真剣に声を上げたのですが、この2月には、それすらも、これまでの既得権益者の「総意」は抹殺したのです。
生物学的破滅に至る前に、人間として、これまでの社会制度を、根底から変えることで生存の可能性を高めるのは、この地上の現実に生きるものとして、当然のことです。その場合、明治にできた社会体制を一旦は、壊すことになります。この覚悟が国民の側にないと、何も対応できないまま、さらに、未来が細っていってしまいます。
さて、明治にできた社会体制全部を、一旦、壊すとは、
年金、医療、地方交付金、各種補助金、その他、もう、これまでの政府が積み上げてきた制度が、完全にご破算になったうえで、根本の運営思想から作り直すことを意味します。
それで、一番、泣くのは、実は私たちよりも、これまでの既得権益者(国会議員、生活保護受給者もふくむ)、そして、公務員たちなのです。
だから、国民をだましながらも、強引に今の体制を続けようとしているのです。それに、自民党を初め、既存の政党も加担しています。
国(統治体制)そのものを、ゼロから作り直す。
それには、今、現実に、この日本列島にある、自然環境、地理、人口、社会資本、金融機能、科学技術、産業力、土地利用、マネーとその発行制度、そして、富とその分配方法について、それは、自分たちが組み変える対象だ としてありのままに見つめ、
そのつぎに、それをどう生かしたらいいのかの視点で、私たち自身が自分の内側に抱えている、想像力と創造力を、再度自覚し、それをお互いを確認して励ましあいながら、対処方法をみつけ、現実に発揮していくしかありません。
これが、本当の教育であり、新しい国つくり なのです。
自分の外側に頼っていてはいけません。これまでの国家体制で、自分にとって有利な制度や地位を探すのではなく、自分たちで、地域の仲間とともに、アイデアを出し合って作り出していくのです。このとき、そこに生命現象にとって不適格な事実が確認されたのなら、そこからの移動を躊躇ってはならないのです。放射能汚染地域の処理は自らのイノチを省みない崇高な専門家に任せ、新天地への移動を決断するのが、本来の生命体の姿です。
放射能問題とは別に、どういう、社会体制なら、私たちは着実に、未来を作っていけるのか、今後は、現実問題について、本欄で具体案を提案していきます。その前に、歴史本が先になりますが。