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Channel: 新井信介 「京の風」バックナンバー
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「国家」は、たかがロック(岩)に、日中双方の国民のイノチをどこまで潰すか。

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 特定秘密保護法が施行された中、奄美大島で、日米両軍が、尖閣が奪われた場合に備え、奪回作戦を訓練中です。

 一方、中国とロシアは海洋で合同演習。 中国側は昨年、一方的に識別防空圏を設定したから、この空域で飛ぶ、自国以外の航空機は敵国機としての扱いなってしまう。

24日には、中国軍のSu27戦闘機2機が東シナ海の公海上空で海上自衛隊のOP-3C画像情報収集機と航空自衛隊のYS11EB電子測定機に相次いで異常接近する事態がおきた。

 このとき、最短で約30メートルの距離まで近づき、中国軍機はミサイルを搭載していた、という。

 これは、明らかな挑発行為です。

世界中が監視している中で、あえて今、日中間で領海に関して、緊張が高まってますが、真相はどうか。 

 その前、21日午前10時から11時の間にアメリカ軍機が鳥島射爆撃場で訓練を行ったことを、22日に、アメリカは沖縄防衛局を通じて久米島に明らかにした。ただ、このときの噴煙が核爆発と思えるような大きさだった。

沖縄近海の水面下で、何がしかの戦闘が行われたのではないか、と推察されます。例えば、中国製の潜水艦が轟沈し、それに怒った人民解放軍幹部が、日本の海上自衛隊機にミサイイル搭載の戦闘機を異常接近させて、面子を保った? 

 日中双方に、どうしても戦争をしたい人間がいて、それが、国家権力を取り込んでいる以上、一部の衝突は避けられないのかもしれません。ただ、日本にはアメリカが、中国にはロシアが、それぞれの軍部に深く入っています。万が一、軍事衝突が起きても、それを拡大させず、最小限に止めるように、米ロが動くことになります。

それよりも、今は、放射能と、環境汚染で、両国とも住民の健康が、どんどん損なわれているのに、今の国家権力のままでは、こちらは、二の次です。 しかも、これまでの資本の論理では、どんなに資金を流しても、美しい発展はできず、新しい統治原理が求められているのです。

「権力」は、暴力の中から生まれますが、それを制御するのは、民意であり、ここでは、三権分立の中でも、「司法」が最も重要です。ここが、まともでない、となったときに、どんなことが行われるのか、です。

尖閣の問題を、国家利益(海洋資源)のぶつかり合いと言う人間がいますが、それが、両国の99%の国民に何の利害があるのでしょう。沖縄や台湾・大陸の漁民にしても、平和に操業できることが最大の望みです。

この問題は、これまでもここで話してきましたが、20歳代の若者たちに、未来のために話させるべきです。

国家(統治体)とは、何か?本当に重要です。 これに、通貨と、神(神の概念)が、加わります。

いずれも、人類が、勝手に作り出したものです。 どれであっても、絶対的なものではありません。

どう作り直すのか、その主体は、私たちです。 今は、国家権力の(愚かな判断の)犠牲にならないように、生き抜くしかありません。 

国家は、徐々に、他国との垣根を下げて、その存在意義を薄めていくのが、人類史の方向です。これは、人間個人が自分で未来を企図し、自律・自立していく、成長の度合いと、相関関係にあります。

目先の現象面では、枠組みが変わる以上、ささくれ立った事態がおきますが、アクエリアス時代の 大きな「浄化の流れ」が大潮流であることは、変わりありません。 個人の成長が、すべてを決めます。

一方、日本の政治ですが、

 今、安倍晋三は、法的に何の根拠もないまま、首相の判断で、集団的自衛権の名の下に、自衛隊に対し出動命令ができるようにするといっていますが、さて、日本の司法はどう動くのでしょうか?

  自衛隊の幹部は、どう判断するか? 不必要な戦闘には、もちろん、参加しないでしょう。

 オバマは、自分で判って、アメリカ国内の戦争屋を鎮めたが、アベは、ピエロのまま、日本国内に巣食っている戦争屋を腐らせて、その棘を萎えさせていくことになるのか、今が正念場。

◎ 追記①  少し、気になって、沖縄や鹿児島に詳しい人に、実情を聞きました。

 今にも、戦争を始めるかのような危機が、日本のメディアからは伝えられるのですが、では、沖縄本島や、奄美大島、そして、鹿児島の実態はどうなのか?

 沖縄の最上級リゾートホテルには、広東省の金持ちが、毎日押しかけていて、日本人の清潔感溢れる「おもてなし」を満喫しています。とても、行儀のいい人たちで上客だと。ここには、戦闘が及ぶはずないと、客もホテル側も、地元の実業家ものんびりしている。

 日米軍の軍事演習があった奄美大島は、ここが、横須賀に代わって、基地化されると見込んで、地元のオヤジドモがカネが落ちると、欣喜雀躍。

 鹿児島県では、土地をどんどん中国人が買収を進め、大型別荘を建てている人間もいると。

安倍の強気は、それを支える三菱など日本版軍産複合体の狙いは、あくまで、防衛庁の予算取りのためではないか、とおもえるほどで、これが、日本に移ってきたアメリカの戦争屋の狙いかも。 戦争で爆弾の雨が降るよりも、「危機」演出で、マネーの雨が降るほうが確かに、ましです。それで、戦争屋が、もう、悪さをしなくなれば、それに越したことはない。彼らに流れた金が、日本国内の美しい平和な田舎に流れれば、それでいい。

◎ 追記② 5月13日、イスラエルのネタニヤフ首相夫妻を、今上陛下は宮中晩餐会でもてなしたこれも、「天皇の金塊」からのマネーを保証するから、パレスチナに平和環境を創ってほしい。場合によっては、貴方たちが日本に来てもらってもいい。こうまで話されたかもしれない。

 悪の戦争屋の目的が、潤沢なマネーと、快適な生活であるなら、それを、差し出せば、なにも、戦争をしないですむ。陛下を含めた王族会議は、こういう考え方を、すぐにするでしょう。

 そうなると、戦争屋が落ち着いたら、残りは、放射能まみれの関東・東北の処理になり、まずは、その真実が出ることになる。「美味しんぼ」騒動は、その走りですね。 今、米兵は関東には、全然少ないけど、この理由は、もう、お分かりの通り。 


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