おはようございます。
明日、福岡です。そして、明後日は、熊本です。一年ぶりの友人たちと会うのが楽しみです。
選挙戦に入って、テレビでは、連日、「この道しかない」と、大声を上げる自民党議員を映すのですが、
「この道」って、どんな道? 皆、株価の上昇だけを言っている。
貧富の差の拡大、原発推進、「見えない毒」の積極摂取、中小企業の疲弊、 それでも、既存体制の維持。
そのうえ、いまのままだと、戦争への道なのでしょうか?
このとき、ポイントなるのは、中国との関係と、アメリカの軍備です。
日本が、世界の大きな流れのなかで、世界の安全保障に関わるのは間違いありません。すでに、憲法9条は、空文化し、 集団的自衛権の発動は、一内閣の意志のみでできるようになっています。
このとき、安全保障条約がある以上、「集団的」という場合のアメリカが問題です。
私の見方は、戦争屋は、この9月末に退治された、です。
その見方は、甘すぎるんじゃないか、という人もいるでしょうが、
昨夜、見たNHKのニュースで、面白いことを流していました。
レーザー兵器の紹介でした。 これまで、一発約10万ドルのミサイルで破壊していたものを、レーザー兵器でも同じように破壊でき、その費用は、100ドル程度だというのです。 財政難のアメリカはこれを導入しようとしているということです。
これは、戦争の経費を減らそうとする動きです。 この流れには、退役軍人や戦傷者に対する保証の経費の削減もあるでしょう。 つまり、もう、なるべく、戦死者を出さず、経費をかけないで安全保障を為しとげたい、とするものです。
こうした動きの中で、この11月の北京APEC以後のアメリカや、王族会議は、日本に何を求めるのか、です。
アメリカは、中国とは戦争はしません。できません。 これが、戦争屋を退治した姿です。
しかし、まだ中東地域には問題多く(もちろん、イスラエル問題があります)、ここに、なんとしても、「お花畑の国・日本」から、安全保障面でも、参加させたいようです。そうして、日本人の意識も変えさせたい。
さて、そのとき、地上戦など戦闘行為に、日本人を直接関わらせるのかどうか?
今、イラク北部にあるイスラム国は、戦争屋が仕掛けたものを王族会議が承知のうえで、アメリカの工作員たちに作らせたものです。彼らには、これまでの戦後のシステムの「敵役」を一手に引き受ける形です。田母神さんと親しい「模型屋の店長」が今年1月に、そこに入ろうとして、つかまっていましたが、今は、どうなっているでしょう。
私は、これらの動きは、世界を一つにして、日本にも責任を持たせたいとする、世界運営者の意志の現われだと思います。
そうした動きを背景に、日本の官僚組織や大企業は、これまでどおりのマネー最優先の体制でいたいのでしょう。しかし、それでは、日本国内の経済が本当に終わります。富裕層が、真剣にカネを使い出せば別ですが。
日本の経済状況を如何にして好転させるか、を考える時、国内での消費が最も肝心です。これには、実は、消費税をすべて撤回して、地方に独自財源をもたせ、 さらに、放射能の危険性を真正面から公表したほうがいい。
そして、「こうすれば、健康にいい環境に創りかえられる」という、多くのアイデアを、全国各地で試すことを、国家的にやれば、必然的に巨大需要が生まれます。地方や民間が、それを実現するための資金をあつめるのを、国は応援する。(これは、出資に対する信用保証でいい)
しかし、悲しいかな、それをさせないのは、 きわめて後ろ向きの、日本国内の既得権益者たちなのです。
外国人記者のインタビューを拒否して、内実がばれるのを隠し、とにかく、今回の選挙で、安倍を続投させさえすれば、あとは、何でもできる、と考えているのでしょうが、彼らには、ほかに、方法は見えない。
私たちは自分たちの意志で、それを拒否できるでしょうか?
選挙結果は、どうなるにせよ、 「この道しかない」道 は、破綻が見えています。
「この道」からの撤回が早ければ、痛みが少なくて済みます。
もし、世界のマネーを管理する人間たちが、米ドルの救済と、 「311」もあったのだから、今は日本国政府の望むようにさせてやれ、と言っている段階がこの「ハロウィーン・バズーカ」だったとして、 さて、今は、どんな状態なのでしょうか?
九州では、この点を話します。