「イスラム国」との戦闘、参加できない…高村氏
自民党の高村正彦副総裁は28日、イスラム過激派組織「イスラム国」に空爆する米国などの「有志連合」について、「日本が参加して戦闘することはできない。(武力行使の)新3要件に当たらない」と記者団に語った。 集団的自衛権の限定行使を可能にする憲法解釈の変更後も、イスラム国への武力行使は憲法上許されないとの考えを強調したものだ。新3要件は、武力行使が認められる条件として、日本と密接な関係にある他国への武力攻撃で日本の存立が脅かされ、日本国民の生命や権利が根底から覆される明白な危険がある場合などを掲げている。