http://www.k2o.co.jp/blog2/2012/10/2022.php
から抜粋します。
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大雑把に言って、ビルゲイツの技術を使って、人々の情報を操作して、「富」(=数字上のマネー)をつくりだす。これが20世紀末のアメリカとなりました。コンピュータを使った演算機能が、人間と人間社会のあらゆる段階での「行為や表現」を、数値化し、それを仮想空間で再現し、現実生活に活かせる様になったのが、21世紀です。 ここで最初におきた大事件が、「911」でした。
これはアメリカ覇権を維持すると同時に、13億人を支配下に置く人民中国を市場経済に巻き込みました。そして、実際には屑でしかないインチキ債権「サブプライムローン」をアメリカは世界中にバラ撒きました。一方、覇権国アメリカに対するテロが現実に敢行されてしまったという、国際政治上の演出された「事実」は、「貧困はテロの温床」という、国際政治上での共通認識になり、先進国側から途上国に資金が流れ、世界の「平準化」が加速しました。
ビルゲイツはこの時期、世界最大の富豪とされながらも、人類の行く末について、単純に、人口の増大が人類を破滅させるという、「ローマクラブ」の発想の人間たちと行動をともにしたようです。大富豪たち、それも、自分の好き勝手になる生活圏の拡大こそが成功の印と考えているものにとっては、かつては貧困でおとなしかった多くの人間が、豊かさを求めて自己主張するだけなく、マネーの世界では単なる労働者から重要な消費者として扱われだすと、彼らが物的に豊かになることが、そのまま、これまでの富豪たちの生活を壊していく、と感じていたのでしょう。
特に白人系の王族は巨大資本家と通婚しており、この考えに近かったのでしょう。今、地球上の人口は70億人を越えています。その中で、人口削減策を真剣に追求し、実行していた人間が確かに存在します。今も、活動中のものもいるでしょう。私は、ビルゲイツがその実行犯の中にいたのかどうか、分かりません。しかし、そんな彼らが、昨年の8月末から、大きな反省の時期に入っていることは間違いありません。
10億を越える過剰な人口を持つ国は中国とインドがあり、ここをどうするかは、世界人類の課題でもあります。国土の面積を考えた時、日本も狭い島国に1億2千700万人を抱えています。
しかし、この日本という国に、平穏が保たれているのは、イノチと直結した情報共有の土台が築かれていたためです。
これは、日本の国家が誕生した時以来、真実を伝える「言霊」が、万葉集などの「歌」とともに、日本語を話す人間に浸透していたためです。
しかし、現実問題、それすらも、明治維新以後のマネー崇拝と、戦後の原発マフィアによる洗脳(アホバカテレビ)で、その土台が危うくなり、今は、政治的には、表面を取り繕うばかりの日々となっていますが。
アメリカでは今、政治的には新たなうねりが始まっています。内政面では、映画「THRIVE スライブ」に見られるように、これまでのFRBの秘密性に厳しい批判が生まれ、この是正が通貨発行権延長の条件にもなっているはずです。そして、外交面では、なんといっても、戦後の国際政治で、原油というエネルギーの集積地だった中東イスラム諸国との関係の改善です。これまで、厳しく対立したり妥協したりしながら、その様子をどう伝えるかという「情報」で、原油価格を決定し、米ドルの価値を維持してきたのですが、そこで使われていたのが、イスラエルという国家でした。
原子力が人類にとってお荷物でしかないと分かって諦め、原油など化石燃料以外に、新エネルギーが実用化する時、あるいは、東アジアに、実物の富の生産力に裏付けられた新たな共通通貨が生まる時、
アメリカは完全に世界の基軸通貨発行国という立場から崩れ落ちていきます。
そのとき、理想とすべき人間の生き方も、また、成功者像も、当然、変わって行きます。
ビルゲイツは、それを感じ出しているのかもしれません。 これは、勝手な理解です。
タダ惜しむらくは、ビルゲイツは、あまりに日本の歴史理解が浅いのではないか。軽井沢は、東京に近く、ジョンレノンが愛した土地でしたが、もう少し先には、日本の本当の故郷があるのです。
もうすぐ2014年には、長野から金沢まで新幹線が開通します(正式開通はこの3月14日)。循環する自然のイノチの中に、永遠の豊かさを感じるのならば、北信濃の善光寺から日本海までの豪雪地帯が一番、いいでしょう。かつて糸魚川には縄文のヌナカワヒメがいましたし。
ビルゲイツが、自分自身もほかの人間と同じ人間であり、 の意味をちゃんと知っていることを祈ります。特に、昨日の本ブログで記載した最後の部分にある、
the warmth we gain by joining souls together(魂が交わりあうことで得られる暖かさ). を、日本で、是非、感じていただきたい。
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(コメント)
2015年の今、新通貨体制への最後の戦い。
2年前、メリケルは、ドイツに来た習近平に清朝時代の地図を見せた。
今、メリケルは来日し、安倍に対し、周辺国から信頼を勝ち得た「戦後のドイツの経験」を話し、ドイツが脱原発の判断をしたこと。そして、福島の教訓として、「安全が何より大事」と、安倍に「説教」した。
これは、本当に恥ずかしいことだ。幼稚なお子ちゃま総理をいただいているのが今の日本。
奥の院のジイサマも、もうやめろ、というのか、まあ、適当に聴いておけ、というのか?
日本の場合、はっきりさせないといけないのは、安倍の祖父、岸信介を筆頭に、日本人が満州、および、大陸で、何をしたか? そこでは、どんな意思の人間がいたのか、丁寧な洗いざらしだ。
そして、開戦の詔勅を出した昭和天皇本人を、戦後、東京裁判で、戦争犯罪人にさせなかった理由が、日本の国内の国体の護持と、世界経済の管理者からも、戦後の米ドルの発行元のFRBを予定通り機能させるために、共謀謀議だったという、事実。
これによって、日本人には、明治以来の国家の体制が維持されたが、ここで、軍部に代わって官僚システムの独裁と無謬化となり、さらに、原発マフィアに洗脳され、彼らの専横を許してしまったこと。それが、国民のイノチをどんどんつぶされていく事態になっても、官僚たちまでが、変革を拒んでいること。
日本の変革は、国際政治と一体で、特に、FRBを裏で支えたイスラエル国の変容と一体であること。
ここ3000年間、人類社会で、「国家を作る」という意志は、もともとアブラハムから始まるヘブライ人のなかでも、ユダ族がもって、主導してきた。
その到達点が、地球全体の人類社会が、一つの共同体になること。これが、どんな姿になるか?
日本列島で育(はぐく)まれた、縄文以来の感性・霊性・理性が、そこで生かされるかどうか?
イノチと直結した情報共有の土台 これこそが、未来の希望。
今、人類史的な、大一番の中に、私たちは、いる。