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Channel: 新井信介 「京の風」バックナンバー
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トマノ王子Prince Tomanoと、世界の新しい通貨体制。BRICS銀行の背景。

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こんにちは。 

本欄で、5月23日に、カレンフーデスさんが指摘する、山下奉文とビクトリア女王のことに言及しましたが、http://www.k2o.co.jp/blog2/2014/05/post-1174.php 

そのとき、ビクトリアの双子の兄を、トラノ王子としてしまいました。 正確には、トマノ王子 Prince Tomano でした。 訂正いたします。

さて、カレン・フーデスさん。世銀に再び戻られて、活動を再開したようです。彼女のビデオがありましたので、紹介します。7月15日のものです。

http://shantiphula-intl.blogspot.jp/2014/07/immediate-report-from-insider-of-world-bank-karen-hudes.html

これを、竹下さんがすばやく紹介しています。 https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=69902 ここからお借りして 抜粋します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(フーデスさん) : 今日は7月8日です。東京のホテルからこのビデオを流しています。私は約6週間前から東京に滞在していますが、その目的は、世界銀行とIMFの総会で何が決定したかを日本を含め世界中の国々に伝えるためです。

世界銀行とIMFが決定したことは:
Global Debt Facility(世界債務機関?)と呼ばれる機関が保有している金(ゴールド)を使って世界中の紙幣を金に裏付けられた貨幣に戻すことが決定されました。

中央銀行が印刷してきた世界の紙幣には金利がついています。 これは悪徳商法なのです。この件に関して詳しく皆さんにご説明したいと思います。

私はこの手紙を世界銀行と188ヶ国(世界銀行の加盟国)だけでなく、小さな島国や台湾、北朝鮮にも送りました。
今回の決定事項は世界銀行の加盟国だけでなく、世界金融カルテルの詐欺の被害に遭い混乱してしまった世界中の国々、人々に適用されます。実は、世界金融カルテルは破たんしました。 そしてもうじき、世界中の国々が、世界金融カルテルが破たんしたと発表するでしょう。

今後、世界金融カルテルの力が徐々に弱まっていくのは確かです。これは専門家の分析でも明らかになっていますが、現在、権力の移行が起きており、世界金融カルテルによる支配体制から脱却したいBRICSを含む133ヶ国が加盟する新たな連合が形成されています。

1944年にIMFが創設された理由は。。。バチカンで長い間、従事していた預言者のホゼ・リザルがバチカンの腐敗や汚職から関係を絶ちたいと、母国フィリピンに帰国しました。 彼の父親は、ビクトリア英王女の双子の兄(弟)のトマノ王子でした。

彼はフィリピンで、非常に優秀な弁護士を使って基金を創設しました。彼は、世界中の人々のために、世界中の財産を基金に投入しました。その後、50年間、この基金が誰にも使われずに保管されてきました。 そのため、誰も、基金に投入された財産は自分のものだと主張することができなくなりました。

2005年に50年が過ぎました。しかし金融カルテルは、この基金に対する署名権限のある人物(ストラット氏?)の忠告を無視しました。

ストラット氏は、私が国際金融システムにおける腐敗と汚職を終わらせようとして活動しているときに、私に諮問委員会に加わってもらいたいと要請しました。以降、私はストラット氏の諮問委員会の一員としても活動してきました。

そこで分かったことは。。。

ここの基金には世界中の人々に役立たせるために世界中の金が保管されていたということです。

この基金に保管されている金は世界中の国々が利用できるようになっています。私はそれを実行に移す権限を世界銀行から与えられました。  (・・・・ほんとうなら、とんでもない権限)

なぜ私がそのようなことができるかというと。。。私は、世界銀行の理事会のメンバー(財務開発省のトップ)として債券保有者の訴訟事件を担当していましたが、2012年12月に再び世界銀行の職に復帰したからです。

私が世界銀行で再度活動していることを明かすことはできませんでした。なぜなら、私は金融カルテルの腐敗や汚職を一掃する任務を与えられていたからです。世界銀行内部には金融カルテルの一員もいますから。

この基金に保管された金は元々は日本にあったものだと言っている人もいますがそれは違います。基金に保管されている金は初めから基金(=世界債務機関)に集められたものです。詳しくは私のウェブサイトをご覧ください。

今後、この基金に保管された金を世界中の人々のために使います。これまでの中央銀行の紙幣から、金に裏付けられる通貨へと切り替えます。・・・中略・・・

ただ、私たちは、世界中の人々が懸念している、NWOの世界統一通貨を造ろうとしているのではありません世界各国が自国の紙幣を金に裏付けられる自国通貨に変えるということです

しかも新しい通貨が支配構造の一部として使われることはありません。今後は、地域社会が独自の通貨を発行することができるようになります金貨も鋳造されます。

さらに、金の鋳造技術を開発し世界中の通貨に少量の金が使われることになります。これが、世界銀行やIMFの総会で決められたことです。このことについてご質問がある方はいつでもご連絡ください。

・・・・・・

>NWOの世界統一通貨をつくるのではない。

>中央銀行の通貨から、自国の紙幣に金に裏付けられている通貨 へ 。

>地域社会が独自の通貨を発行できるようになる。

・・・なるほど。世界統一通貨を発行する巨大な中央銀行を作るのではなく、実物に裏付けられた通貨を各地各国に発行させる。そのときに、公平で共通のルールをつくる、ということか。

 実物を生み出していないものが、好き勝手に通貨を発行することができなくなると、アベノミクスでの『黒田バズーカ』は、もうできない、ということ。

 これが、IMFの決定であっても、いつどのように発行額・流通量が決まるのか? 今の各国の発行分の通貨、債権とは、どのように刷り合わせるのか、これは、かなり、技術的な作業になります。

 この決定とほぼ同時に、BRICS銀行が創設されたのですが、もう、米ドル支配はなくなりますね。

 この決定は、通貨のもつ、国家暴力を背景にした「強制略奪証書」の側面を削り込んで、各国の経済実態にあわせ、金に裏付けられた通貨を、それぞれに発行させる、といえるものでしょう。 

 注目すべきは、ハーデス女史は、「地域社会が独自の通貨を発行することができるようになります金貨も鋳造されます。」とも言っていることです。

 国家と超えて、あるいは、国家に囚われずに、地域社会で通貨(それもゴールドに裏付けられたもの)を発行できるようになるといいますが、

 この場合の地域社会とは、どんな規模で、どんな構成員を指すのでしょう。FRBでの米ドルの「略奪性」が激しかったので、その反動で、現在の米ドルの(国家を超えた、あるいは米国内の)流通地域で、それぞれが、国家単位やエリア単位で、新規に通貨を発行していくというのでしょうか。そして、ネット上での取引や、発行される通貨ごとの為替取引もあるのか、どうか?

 ただ、今回、私が確信したのは、グローバル化の帰結は、一極支配の単一のピラミッド構造ではなく、まさに、フラワー・オブ・ライフを支援する形に、マネーも向かいだす、ということ。マネーには、「略奪」の反対の「育成」の機能もあり、これが生かされるということ。

 自分たちで、地域を活かす為に通貨を作ろう。    ・・・ こう考える時期が到来したということです。

 私は、マネーを必要としない社会を考えてきましたが、個々人の活動とその評価を、関係者が相互に公平に認め合う手段として、新しいマネー発行させていくということなのでしょう。

 そうなると、これまでの国家予算の分配と、それを支える税収・国債という形も崩れていきます。意味のない多くの制度と大量の管理者。こうした無駄と非効率を、この新制度は、一気に消していく方向に誘導するのではないかとおもわれます。

 彼女の話が間違いのない事実で、世界の金融当局が本格的に動きだすのなら、この夏休み明けには、日本の政界でも、当然、大激震がおきることが予想されます。 ただ、世界中でこれに対する抵抗(嫌がらせ)も頻発し、大きな事件もおきそうです。これまで、国家暴力と中央銀行の仕組みで、特権を築いてきた者たちは、全ての足場が崩れていくことになるのですから。 

あと、 日本の「天皇の金塊」との関連では、

>この基金に保管された金は元々は日本にあったものだと言っている人もいますがそれは違います。基金に保管されている金は初めから基金(=世界債務機関)に集められたものです。詳しくは私のウェブサイトをご覧ください。
・・・ 「初めから基金(=世界債務機関)に集まられたもの」  このときの「初めから」とは、いつからなのか、ここが問題です。ネットで「天皇の金塊」を語るものの中には、その起源を知らず、19世紀末から20世紀に移動した金塊を指して、「天皇の金塊」というものがおり、しかも、山下財宝と混同しているものもいました。 「天皇の金塊」とは18世紀後半に金銀為替の違いから、日本列島産の金塊が流出したものを総称し、一旦は、ブルネイの場所に集められたあとに各国に配られたものです。19世紀に入り、各国が中央銀行を作るときに、このときの金塊を主に、それ以外にもどんどん金をあつめ、時に奪い合いました。さらに、そうした金塊の一部が、第一次大戦から二次大戦のときに、FRBに使われるのを避けて、女史の言う基金に保管されたものが多く存在していたのでしょう。彼女の指摘どおりなら、これは、戦後の基軸通貨であった米ドルの金本位制の基の金(ゴールド)とは別枠ということになります。今はこれを使う以外に、世界経済が回らないということなのでしょう。

 通貨をめぐる問題は、未公開の過去の事実もあれば、現在進行中の取り決めもあります。

 20日(日)の皆神塾でも、研究したいと思います。

上記が本当なら、一旦は国家をご破算にした上で、日本社会を再生する道につながります。目が離せません。


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