こんにちは。今週の月曜日の11日から、大きく世界が動いています。(私個人は、子供をスキーに連れて行ったり、地獄谷のスノーモンキーを見に行ったりしてたのですが)
その1) 今年の2月11日、最初の変化はヨーロッパからでした(昨年は不比等直系の近衛家の御当主、近衛通隆氏が逝去されました)。ローマ法王ベネディクト16世が辞意を表明。この方は、戦争中はヒットラーユーゲントだったドイツ人です。本名がラティンガー。ヨハネパウロ2世の後を受けて、2005年に就任したのですが、聖マラキの予言によると、この方が、「111代.オリーブの栄光」で、この次の法王になる人物は、以下のように書かれています。
「112代。ローマ聖教会への極限の迫害の中で着座するだろう In p’secutione. extrema S.R.E. sedebit.
ローマびとペトロ 、彼は様々な苦難の中で羊たちを司牧するだろう。そして、7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。終わり。Petrus Romanus, qui pascet oues in multis tribulationibus: quibus transactis ciuitas septicollis diruetur, et Iudex tremendus judicabit populum suum. Finis」
ヘブライ人ユダ族の人間イエス・インマヌエルを、その死後、「イエス・キリスト」として、部族や血統を超えた「救世主」とみなし信仰の対象にして、彼の教えを広める人たちが世界に広がりました。そのときの自分たちの生き方を示す合言葉が、ギリシャ語のサカナ「ΙΧΘΥΣ(イクトゥス)」です。これが、ペルシャにも、バクトリアにも、インドにも、日本列島にも広がりました。
さらに、この「イエス・キリスト」という呼称は、アラム語の方言で、「ウス・メサ」となり、5世紀の日本では、雄略の時代に「太秦」の称号になります。
今回のローマ法王のいるバチカンとは、それよりもあとの495年に成立したものです。当時のローマ世界で5つあった総主教座のなかで、ローマの優位性を主張すべく、ゲラシウス一世が、自分を「神イエスキリストの唯一の代理人」と言ったのが始まりです。もともと、キリスト教を禁止していた人間たちが、4世紀のコンスタンチヌス帝の改宗を切っ掛けに、ローマ帝国内の支配のためにつくった信仰体系に過ぎません。392年には、キリスト教以外を全て禁止する異教禁止令まで出して、ヘレニズム世界を壊したのです。現在も使われるラテン語聖書「ウルガタ」が出来上がるのは405年です。その時期の日本列島は、「国譲り」がすでに終わっていて、ヤマトタケルが活躍し、そのあとに、「七枝刀」が届けられ、仲哀のあとに、ホンダワケが登場するころです。
日本の八幡神社の祭神はホンダワケ(応神)ですが、この神様は実在の人物で、都があった場所が、現在の宇治神社・宇治上神社のあるところです。
バチカンは、マラキ予言に見るとおり、次の法王で、これまでの歴史的役割を終えることになります。それと同時に、日本国内の神聖さの秘密(これは、日本列島内だけの御伽噺ではなく、世界性を持った人類の神聖さと使命の本質)が明かされます。
その2) さて、その翌日12日の日本時間の昼11時57分。北朝鮮でウラン型の核実験がありました。いつまでも、北朝鮮を格下にしておきたい中国は、核実験の抑制を求めていましたが、これを無視。そして、アメリカにむけて、「自分たちを敵視するのを止めろ」と猛アピールです。
これで、北朝鮮は、現実的にアメリカに核爆弾を届ける力を持ったことになります。インドやパキスタンが核ミサイルをもったのと同等になりました。もう、この国家に、乱暴な扱いは出来なくなります。
さてこの間、日本国内は、どうか? 先日書きましたが、今回の自民党復権を実現をした勢力の中でも対立があります。また北朝鮮絡みの中国の関係で言えば、これまで、北を鎮めるためといって、相等多くの工作資金を日本からせしめてきたのが、中国共産党です。中国は、アメリカと同じく、北朝鮮の不安定化で、自分の存在価値を高めていたのです。
どうも、今回の核実験が実施される時、大連に各国の重要人物が集結していたようです。そして、実際に、北がアメリカに届く戦術核を持ったという事実にそって、今後の東アジアの枠組みを話しているようです。
もう、北朝鮮をおもちゃにするのはよせ。
これがアメリカの戦争屋とそれに協力する日本の特殊グループに対するメッセージです。
アメリカでは、オバマの二期目からは、国務長官をクリントン女史から元大統領候補ケリーに代わりました。ケリーもイェール大学のスカル&ボーンズ出身ですが、実はここでも、これまでどおりの強硬派と穏健派の対立があり、ケリーは後者になります。そして今、日本では、一体、誰が、戦争を望み、放射能を積極的に蒔き散らかしているのか、具体的な調査が始まったようです。それがCIAの新たな任務とも言われます。
その3) 日本がとんでもない放射能汚染状態であるのは、地球の科学者の間では常識です。それを中国を使って隠したがっているのが、日本の原発マフィアです。まもなく3年目になりますが、現状がどれだけひどいかは、以下の芸能人たちの体調不良にもよく現われています。
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1850.html
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1836.html
2020年の東京都のオリンピック誘致なんて、元々ありえないのですが、これを、やんわりと、教えるために、柔道の体罰に加え、12日は、レスリングまで2020年の開催競技から外すと、オリンピック委員会が言い出しました。原発マフィアと組んで東京都の地上げで儲けたい石原親子の犠牲に、レスリングの選手はなってしまったのです。
だいたい、東京都は、「オリンピック招致神社」なんかを勝手にでっち上げましたが、そもそも、ご祭神もきめないで、ただ、ご利益にあやかろうとしていたのが間違いです。石原慎太郎もJOCの竹田会長も猪瀬知事も、全く日本の文化の本質を知らなかったということです。本当に神の冒涜でした。すくなくとも、クーベルタン男爵ぐらい、祭ればよかったのですが、もしそんなことしたら、天国の男爵は「健康を無視し、金儲けを最優先する人間が主導するイベントに自分が使われた」といって逆に烈火のごとく怒ったかも知れない。
その4) 北朝鮮は、1990年以降、冷戦後の世界で、日本にとっての「狂犬国家」に仕立てられてきました。これはソ連がなくなったので、東アジアに新たな脅威を造らないと、アメリカのプレゼンスと、日本の防衛族の居場所がなくなってしまうからでした。これが北朝鮮が国際政治に出てきた理由でした。
一方、北による拉致は、1971年のニクソン・ショック後に始まりました。日本が表面上は、過剰に国際ユダヤ勢力に加担してしまうので、それにバランスをとる意味で、アラブとのパイプを持ち続ける意味で、連合赤軍をパレスチナに派遣したり、さらに、北朝鮮への支援を水面下で開始したのです。そのときに、強引な拉致の手段も使われてしまった。当時、この北の拉致が実際に行われるのを知っていながら、それを見逃していたのが、当時の日本政府、警察、司法でした。これに怒って抗議したのが、三島由紀夫でした。
今、不幸な時代が、ようやく終わろうとしています。
私たち日本人は、地球規模での人類の物語を書く主体にならないといけません。 それが、式年遷宮の年の意味だと、私は考えます。